鉄道に関するアイテムを併設展示 蔵出し品の紹介
【お知らせ】現在、当頁での紹介を休止。Facebookにて適宜掲載中です。

館長が収集した鉄道に関する(?)様々なグッズを併設展示しています。
コレクションは随時入れ替え、追加など行っていきます。

実音童話・特急こだまの旅【館内展示中】

年代:1962年3月 
内容:ソノシート2枚(LP33 1/3)

子どもへの読み聞かせをソノシート(レコード)を併用し、「こだまの旅」を再現。
実際に乗車したような臨場感溢れる、車内やホームでの音源が旅情を盛り上げる。
母親に読んでもらう「こだまの豆知識」も豊富。
例:こだまの連結順序、電話室、マジックドア(自動扉)、窓ガラスははめ殺し、他

※当ミュージアムにて試聴可(音源録音再生)

蔵出し品のご紹介

館長が主観で厳選した逸品を
皆様にご紹介するコーナーです。

蔵出し②(出庫日:2022年2月13日)【館内展示中】

特急・急行大百科

年代:1977年
内容:日本の特急大名鑑(ひかり・こだまを含む全71列車)
   日本の急行大名鑑(全179列車)

・上記特急・急行全250列車の下記データを掲載
☆走行区間
☆走行距離(営業キロ)
☆走行時間(下り1番列車を掲載)
☆表定速度
☆種類(EC:電車・DC:気動車・PC:客車)
☆運転本数

・「富士」同乗記
 最長距離を走るブルートレイン「富士」個室に乗って西鹿児島へ!

・特急、急行車両のいろいろ

・鉄道写真の写し方
 カメラとフィルム、スタイル(服装)、撮影ガイド

・鉄道模型

・切符

※当ミュージアムで閲覧可

蔵出し③(出庫日:2022年2月14日)【館内展示中】

交通科学館(大阪)パンフレット

年代:1984年(広告からの推定)
内容:交通科学館パンフレット
備考:2014年4月6日閉館。(後継施設となる京都鉄道博物館移設のため)
   2016年4月29日、京都鉄道博物館開館。

【屋外展示場】
特急”つばめ”の展望車、食堂車、寝台車等の実物車両を保存・展示。

【屋内展示室・第1室「交通の歴史」】
大坂を中心とした交通の移り変わりと、世界の交通の発達過程を展示。

【屋内展示室・第2・3・4室「鉄道」】
☆国鉄の近代化室:信号機、保安装置、車両模型を展示。
☆原理と施設室:電車の台車、ディーゼルカーのエンジンなど動く仕組みを説明。
☆新幹線室:高度にコンピュータ化された新幹線の姿を紹介

【屋内展示室・第5・6室「自動車・船舶」】
☆自動車室:昭和30年代の車を展示。他
☆船舶室:千石船、客船、タンカーなどの模型展示。他

【屋内展示室・第7・8室「航空・未来の交通」】
リニアモーターカーのしくみや原理。機体が空に浮き推進する原理を学べます。

【屋内展示室・第9室「列車運転パノラマ」】
軽音楽や調光装置により心よいムードにつつまれた雰囲気のなかで、新幹線や特急列車、貨物列車などのミニチュア列車が係員の操作でつぎつぎと走り終始楽しくご覧いただけます。


蔵出し④(出庫日:2022年2月16日)【館内展示中】

交通博物館見学            ~交通社会科のしおり・第1巻~

年代:1953年(作画者サインからの推定)
内容:交通博博物館(万世橋時代)パンフレット
備考:2006年5月14日閉館(後継施設となる鉄道博物館移設のため)
   2007年10月14日、鉄道博物館開館(大宮)

【交通博物館のおいたち】※しおり本文から抜粋
明治44年5月、鉄道知識の普及を目的として当時の鉄道院内に博物館掛を置き、資料の蒐集を始めた。鉄道50周年記念日の対象10年10月14日
東京駅呉服橋寄高架下に初めて鉄道博物館を開設したが、対象12年9月大震災で焼失してしまった。
直ちに再建を計画し、現在の場所である万世橋駅跡に、3階建本館を建築、昭和11年4月に移転した。
大戦中は一時休館、終戦直後経営を運輸省から日本交通公社に委かされ、昭和21年1月交通文化博物館として新発足し、昭和23年9月更に交通博物館と改名して現在に至っている。

【今日の交通博物館】※しおり本文から抜粋
この博物館の広さは本館が約6500平方メートル(2千坪)、鉄道80周年記念に増築した新館が、826平方メートル(250坪)である。
陳列品は約1万点を数え、以前は鉄道関係だけに限られていたが改築と共に海陸空各種交通機関にも分野を広げて整備充実につとめている。
なお交通機関専門の博物館としては世界的に珍しく、来日外人の来館者も少なくない。

蔵出し⑤(出庫日:2022年2月19日)【館内展示中】

東京遊覧 はとバス 

年代:1966年(折り込みの葉書差出有効期間より)
内容:東京遊覧 はとバスパンフレット
備考:44頁 表紙写真は「スーパーデラックスバスB型」

【定期観光コース一覧】※本文から抜粋
☆昼間コース(一部抜粋)
 新東京ドライブコース:高速1・4号線、外苑絵画館他
 オリンピック施設めぐり:国立競技場、武道館他
 立体(Lコース):ヘリコプターによる上空遊覧他

☆夜間コース(一部抜粋)
 夜のお江戸:鈴本演芸場、松葉屋おいらんショー他
 夜の東京:浅草新世界(フロアショー)、日劇ミュージックホール他

☆特殊コース(一部抜粋)
 産業コース:ソニー、各務クリスタル、サッポロビール工場見学他

 社会科コース:交通博物館、晴海ふ頭、東京放送テレビスタジオ他

☆外人コース(一部抜粋)
 MORNING TOUR:東京タワー、八芳園、代々木屋内総合競技場他
 GOLDEN NIGHT TOUR:
 ハリウッド、小町園(スキヤキ・ゲイシャパーティー)他

【広告】※キャッチコピーを抜粋
・日本初めての完全無給油式 三菱せんたく機「ダイヤ・クリーンエース」
・総合開発、総合ビタミン、総合マーケットなど…世は正に総合時代!保険も総合時代です!大正海上火災保険
・カラーの記念写真が24時間で!観光記念写真はカラーの時代です。撮影から納品まで24時間で仕上がります。東京観光写真株式会社
 

蔵出し⑥(出庫日:2022年3月1日)【館内展示中】

ハイケンスのセレナーデ

年代:国鉄時代製造の「客車列車」※
内容:上記列車の車内放送時チャイムとして使用
  (おもにブルートレインなど長距離列車で聴けた)
備考:曲名はオランダの作曲家「ジョニー・ハイケンス」

※客車列車:電気機関車やディーゼル機関車等に牽引される車両。

【左画像】
以前に、榎屋(Enokiya)様の「鉄メロ」を購入しました。
榎屋様にて、ひとつ、ひとつを手作りされ、木箱にオルゴールが収められています。

電子音ではない、オルゴールが奏でる「ハイケンスのセレナーデ」をお聴きになり、記憶の彼方へ旅立てます。

※オルゴールはご自身で操作いただけます。

蔵出し⑦(出庫日:2022年3月13日)【館内展示中】

楽しい旅のエチケット

年代:1952年6月
内容:楽しい旅のエチケット・日本国有鉄道
備考:32頁 装幀・漫画は「小野佐世男画伯」

【冒頭】※本文から抜粋
☆国鉄の設備・サービスや職員の態度が良くないと、皆様に楽しい旅を味わって戴くことは出来ません。国鉄では、駅や客車をきれいにし、掛員のサービスを良くすることに、今後も極力精進を続けて参ります。
国鉄をご利用くださるお客様も、銘々に旅行エチケットを高めて、一層明るく愉快な旅行が出来るよう御協力下さることをお願い致します。
1952年4月28日、日本は独立しました。来訪外人のすべてが、私達の旅行委態に注目し、多大な関心をもっています。旅行エチケットを是非国際水準にまで高めて、常に礼儀正しい日本人でありたいものです。

【本書の内容】※本文から抜粋
通勤・通学 P3~11
国鉄営業GUIDE P12~13
観光・用務旅行 P14~27
旅館・ホテルMEMO P28~31

【通勤と通学】※一部抜粋
☆痰・唾は痰壺へ
 痰や唾は、自分のものでも汚く感じます。まして他人様のものは、たとえ婦人のものでも、これを見せつけられては幻滅です。駅の待合所やホームに来ると、痰や唾を吐かぬと気が済まないように考えて、所かまわずお吐きになる方を見受けます。
痰壺の備え付けのあるところでは、痰壺へ。ないところでは一旦ちり紙に拭きとって、それから屑箱や便所に捨てるか、ポケットに仕舞われるのがエチケットと言うべきでしょう。

※他にも、当時の乗客へのマナー・エチケット向上、啓蒙に腐心する文言が大変興味深い冊子。

蔵出し⑧(出庫日:2022年5月8日)【館内展示中】

ミニミニ時刻表(1985年3月14日)

年代:1985年3月
内容:国鉄監修ミニミニ時刻表(1985年3月14日改正)
備考:176頁 

【詳細】
1985年3月14日、大宮発着だった東北・上越新幹線が上野まで延伸開業した時の時刻表。
富士フィルムさんとのタイアップの為、裏表紙は「世界初・最高感度フジカラーHR1600」の広告掲載。

「ミニミニ」のとおり、クレジットカードよりも一回り小さいサイズ。

東北地域の下記時刻が掲載されている。
東北新幹線、上越新幹線、東海道・山陽新幹線
東北本線、常磐線、北海道連絡、奥羽本線、羽越本線
東北6県のローカル線、国鉄バス路線を掲載
東北地方の列車編成案内(特急・急行)
運賃表
東北・上越新幹線運賃料金早見表

巻末はフジカラー主催フォトコンテスト応募案内。

蔵出し⑨(出庫日:2022年6月8日)【館内展示中】

四年後の東海道線

年代:1960年8月
内容:四年後の東海道線・日本国有鉄道
備考:14頁

【冒頭】※本文から一部抜粋
はしがき ~オリンピックまでに~
東海道線は、京浜-中京-京阪神とそれぞれ産業文化の中心地を結ぶわが国交通の大動脈であり、この沿線にはわが国人口の4割、工業生産額の7割が集中しています。
それだけに輸送量は最も多く、その営業キロは国鉄全線営業キロの約3%を占めるにすぎませんが、全旅客及び貨物の約4分の1を輸送しています。
東海道線の輸送量は今後も増加し、昭和50年には33年に対し、旅客1.8倍、貨物は2.3倍になるものと予想されます。
(中略)
新幹線が完成すれば、輸送力の飛躍的強化と輸送方式の徹底した近代化を通じて、国民経済、文化の発展に、さらに国民生活の向上に、大いに貢献するものと期待されています。
この東海道新幹線を予定どおり完成させるために、国民皆さんのご理解と力強いご支援をお願いしてやみません。

【本書の内容】※本文から抜粋
はしがき P1~2
新しい東海道線 P3~4
新幹線では P5~6
旅客へのサービス P7~8
荷主へのサービス P9~10
現在の東海道線も便利に P11
工事、試験、設計は本格的段階に P12
新幹線の利益は国民に P13~14

【乗用車と一緒の旅行】※一部抜粋
☆乗用車といっしょの旅行は欧米では一部実現をみていますが、新幹線ではそういうことも可能です。行先地でも自分の乗用車を利用でき、相当便利になります。

【貨車も電車で】※一部抜粋
スピードをあげるために、貨車も電車となります。
新幹線では他の線と直通輸送はできませんが、京浜、静岡、中京、京阪神等の相互発着の貨物が相当あるので、沢山の荷主が新幹線の新しいサービスを利用できます。
 

※他にも、当時は「特急」「急行」の列車種別を想定し、特急は名古屋のみ停車としていたことなど、掲載内容は大変興味深い冊子であるとともに、国鉄が「新幹線」に託すさまざまな可能性や利便性を謳っています。

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